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【注文住宅】キッチン天板で゙後悔したポイント!ステンレス?人造大理石?種類ごとのメリット・デメリット

2022/04/27(水) 動画で学ぶ林 拓未

 

 

「キッチン天板、ここだけは注意してください。」

 

皆さんキッチンを選ぶ上で、どのメーカーにしようか、扉の色や種類、IHにするかガスコンロにするか、悩むポイントはたくさんあると思いますが、その中でも1番ぐらい大切なのがワークトップ、天板だと思います。

 

料理の際には、食材や食器、調理器具などいろいろなモノを毎日置くし、面積的にも大部分を占めるので、耐久性や耐熱性はもちろん、見た目の雰囲気や質感、日々のお手入れのしやすさもかなり重要になります。

 

でも実際にマイホームが完成して使ってみたら、見た目は好きだけど傷が付きやすいとか、思っていたよりお手入れがしにくいみたいな感じで、自分の選択に後悔したくないですよね?

 

そこで今回のブログでは、マイホームを検討している人やこれからキッチンを買い換える人に向けて、キッチン天板の代表的な6種類と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

 

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。

 

それでは1つずつ説明していきます。



1.人造大理石

 

キッチン天板の種類1つ目は人造大理石、いわゆる人大で、天然の大理石を砕いて、樹脂やセメントを混ぜて固めた半人工の素材になります。

 

原料となる天然大理石は、きれいな模様とツヤのある質感で高級建材とされていますが、水に濡れるとツヤが無くなったり、酸性の成分に弱くて中性洗剤以外をこぼしたりすると表面が曇ったりする事があって、そのデメリットを払拭するために考え出されたのが人造大理石になります。

 

あとは天然と比べると柔らかいので加工がしやすかったり、精製の過程で色や模様をある程度自由に作り出せるので、バリエーションの幅を広げる事ができます。

 

一昔前の人大は、熱したフライパンを直に置くと変色してしまったり、醤油をこぼして放置すると色が付いてしまう弱点がありましたが、今の製品は比較的、熱や汚れに強い物が多くなっています。

 

基本的に人大を選択できるキッチンメーカーは多くて、色や種類もたくさんありますが、細かく言うとパナソニックやTOTOなど、メーカー毎に特徴や品質が変わってくるので、熱や汚れの対策も含めて、しっかり確認した上で選ぶようにしましょう。



2.ステンレス

 

キッチン天板の種類2つ目はステンレスで、人大に比べて、熱や汚れなど素材自体の耐久性が高い上に、費用も抑えめというメリットがあります。

 

一昔前は、ステンレス独特の見た目がチープに感じて、デザイン的にイマイチという印象の方も多かったですが、今は逆に無骨でスタイリッシュな雰囲気が、おしゃれ要素の1つになっていて、比較的どんなインテリアにもマッチするので、人気の素材として選ばれる事が多くなっています。

 

ステンレスについても人大同様、ほとんどのキッチンメーカーで選べますが、注意点としては、長く使ううちにツヤが無くなったり、小さな傷が付いて錆が発生したり、鍋やフライパンから、もらい錆が付く可能性があります。

 

実際にはステンレスと一重に言っても、ツルピカのヘアライン、マットな質感のバイブレーション、細かい凹凸がたくさんあるエンボス、みたいに加工方法がいくつかあります。

 

何を選択するかによって傷や汚れの付きやすさも変わってくるし、クリナップみたいに表面を特殊コーティングしてある天板もあるので、しっかりそれぞれの特徴を抑えた上で選ぶようにしましょう。



3.セラミック

 

キッチン天板の種類3つ目はセラミックで、ガラスや陶器みたいに無機物を1000°以上の高熱で焼いた成形品なので、少しの時間なら熱いフライパンや鍋を直接置いても大丈夫です。

 

しかも金属よりも硬度が高いので、金属タワシでゴシゴシ擦ってもほとんど傷が付かなかったり、汚れや染み、色あせの心配も少なくて、総合的な耐久性という部分でいくとパーフェクトな素材になります。

 

あともう一つ特徴として挙げられるのが、高級感のある見た目や他の素材にはない独特な質感で、メーカー品だとLIXILのリシェルが有名です。

 

ただ1つ難点があるとすると素材自体が高価なので、どのキッチンでも金額の高い上位グレードでしか設定が無く、家の予算をどこにかけるか、優先順位やバランスを考えて採用する必要があります。



4.高圧メラミン

 

キッチン天板の種類4つ目は高圧メラミンで、メラミン樹脂とフェノール樹脂を重ねて成形した素材になります。

 

特徴としては比較的コストを抑えつつも、ある程度の耐熱性や耐久性を併せ持っていて、少しの時間なら熱いフライパンを直接置いても大丈夫だったり、表面が非常に硬く人大よりも高い耐摩耗性があるので、重い物を落としても鍋などを引きずっても傷が付きにくかったりします。

 

実際に高圧メラミンで有名なのがグラフテクトのキッチンで、エバルトというメラミン素材が天板の他に扉とかにも採用されていて、キッチン全体で耐久性を高めた製品になっています。

 

一点注意事項としては、高圧メラミンと言ってもいろいろな種類があり、モノによって品質の違いが大きいので、採用を検討する際はしっかり実績や根拠のあるメーカーに、依頼をするようにしましょう。



5.クォーツストーン

 

キッチン天板の種類5つ目はクォーツストーンで、粉砕した水晶を樹脂で固めて成形した人大の一種で、水晶の比率が93%を超える物がクォーツストーンと呼ばれています。

 

見た目的には天然の石に近い質感ですが、比較的軽量で加工がしやすい上に、傷が付きにくかったり汚れや染みに対しても強かったりします。

 

実際に使用しているメーカーだと、タカラスタンダードのレミューというキッチンがあって、私の実家にも採用していて、見た目的に高級感もあり、人大系が好きな方にはおすすめです。

 

ただセラミックと同じで値段が少し高めなので、優先順位やご予算のバランスを考えて検討していただけると幸いです。



6.テノール

 

キッチン天板の種類6つ目は、テノールです。

 

これはトクラスというメーカーのキッチンに採用されている天板で、人大の上に特殊な樹脂を塗って加工した素材になります。

 

見た目的には、タフエンボス層という硬い粒子の層が表面にできる事で、深みのある濃い色合いとグラデーションが独特な高級感を出していて、人大の一種ではありますが、セラミックに近い風合いのイメージになります。

 

あとは他の人大系天板と同様、染みや汚れに強くて、日頃のお手入れも水拭きで簡単にできたり、エンボス加工の効果で耐摩耗性が高いので、高圧メラミンのように鍋を引きずってもほとんど傷が付きません。

 

しかもテノール天板は、上位グレードのキッチンじゃなくても採用できるので、セラミックのような雰囲気が好きだけどできるだけ予算は抑えたい時に、個人的におすすめできる選択肢の1つになります。

 

ちなみに以前の動画で、お薦めのキッチンメーカーや後悔しやすいポイントについて詳しくお伝えしていますので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。



●まとめ

 

それぞれの概要はここまでお話した通りで、キッチンを考える上ではいろいろとチェックポイントがありますが、毎日の料理で食器や調理器具を置くので、天板の傷や汚れに対する強さはもちろん、できるだけ見た目も気に入ったデザインを採用していただいて、ご予算も踏まえて後悔の少ない選択をしてもらいたいと思います。

 

今回のブログ内容が全てでは無いですが、これからマイホームやキッチン買い換えを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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