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【完全カタログ】塗り壁4種類を徹底解説!汚れやひび割れは大丈夫?

2021/11/21(日) 動画で学ぶ林 拓未

今回は「塗り壁完全カタログ!汚れやひび割れは大丈夫か」こういったテーマでお話をしていきます。

 

皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、できるだけ自分の気に入った材料で家の内装や外装を仕上げたいと思いますよね?

 

家の外壁ならサイディングやガルバリウム、内装ならビニールクロスが一般的です。ただ最近はシンプルで上質な雰囲気の家が好きという方も多くて、質感の良い塗り壁も人気が高くなっています。

ただ塗り壁もいろいろな種類があるので、どれを使えばいいかわからないし、汚れやすい、ひび割れしやすい、メンテナンスが大変という声もよく聞くので、心配する方も多いと思います。

 

そこで今回のブログでは、代表的な塗り壁の種類やその特徴を解説して、自分の家で塗り壁を採用するべきか、使うとしたらどの塗り壁がいいのか判断できるようになってもらいたいと思います。

 

ちなみに今回ご紹介する以外でも、この塗り壁にしてよかった、これは微妙だった、みたいな生の声をいただけるとありがたいので、よかったらYouTubeの方にコメントをください。

 

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりにたずさわった経験をふまえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報を、できるだけわかりやすくお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください。



●4つの塗り壁

 

今回ご紹介する塗り壁は次の4つです。

 

1.漆喰

2.モルタル

3.土壁

4.モールテックス

 

それでは1つずつ説明していきます。



1.漆喰

 

塗り壁の種類1つ目は、漆喰です。

 

漆喰はサンゴのかたまりから石灰石を採掘して糊で固めた材料で、昔から日本のお城とか世界の建築で使われています。

この漆喰を天井や壁に塗るとジメジメした梅雨には湿気を吸って、乾燥した冬には湿気を吐き出すという調湿作用を持ちます。また原料が天然なので化学物質を含まない、体に優しい健康素材になっています。

 

しかも漆喰は無機質の不燃性である水酸化カルシウムでできていて、外装や内装に優れた防火性能を持たせてくれます。

 

漆喰の他にも植物性プランクトンが化石になった珪藻土など、ヒビや割れが起きやすい欠点を改良した天然素材の塗り壁がたくさん出ているので、お客様の好みで選んでもらえると幸いです。

 

ちなみに漆喰の欠点を改善した漆喰クロスや、その他の内装材や外壁材を選ぶ注意ポイントについて別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクから、ぜひご覧ください。



2.モルタル

 

塗り壁の種類2つ目は、モルタルです。

モルタルはセメントと水、砂を混ぜた仕上げ材で、耐久性と耐火性が高い塗り壁です。しかも使う分だけ作って塗るので無駄が出ず、窯業サイディングが登場する前は日本家屋で主流の外壁仕上げ材でした。

 

応用範囲も広く、外壁以外にも内装や土間、基礎巾木などの仕上げ、タイルやブロック設置の接着剤代わりなどマルチに活躍する材料です。また色粉を混ぜれば、ある程度好みの色に変えられるというメリットもあります。

 

塗り方は表面をなめらかに仕上げる金コテ押さえ、刷毛のあとを残してあえて手仕事感を出す刷毛引き仕上げ、コテのムラを残すウロコ仕上げなどがあり、洋風、和風を問わずさまざまなデザインに応用できます。

一方でヘアークラックという、細いひび割れが材料の特性上どうしても起きてしまいます。ひび割れ自体は特に問題があるわけではないのですが、見た目が気になる方は汚れ防止の意味も含めて定期的に上塗りすることをおすすめします。

 

ちなみにモルタルと漆喰は似ていますが、モルタルの方が硬いので基本的に外装に使われることが多いです。漆喰は柔らかさがあり優しい質感なので、主に内装材に使われることが多くなっています。



3.土壁

 

塗り壁の種類3つ目は、土壁です。

 

土壁は日本に古くからある、調湿機能や防火性能、断熱性能が高い多機能な自然素材です。古い和風の家や旅館、居酒屋など店舗などに多く使われています。

断熱性能が高いので極端な温度変化を防ぐため、昔は酒造や醤油の醸造所などにも採用されていました。また今はだいぶ減りましたが、和室の壁や家の内装にも使われます。

 

色は土色系統になりますがある程度選べて、表面の質感はモルタルと同じく金コテや刷毛引きができます。さらにワラを混ぜてより土壁らしくするなど、好みに合わせていろいろな変化を付けられます。

 

ただ練ってから発酵させたり一度塗るたびに自然乾燥させたりする必要なため、工期が一般的な塗り壁のおよそ2倍の1ヵ月以上かかります。扇風機などで早く乾かそうとするとひび割れしやすいので、自然乾燥でしっかり時間をかけて工事するのがポイントです。

またひび割れを減らすには、強度がかたよらないように均等に塗る高い技術が必要です。ところが今は土壁の需要が減り、しっかり施工できる職人さんが少なくなっています。そのため腕の良い職人さんに頼もうとすると、施工費が割高という現実もあります。

 

土壁にするときは工期とコストに、ある程度余裕を持って検討していただけると幸いです。



4.モールテックス

 

塗り壁の種類4つ目は、モールテックスです。

モールテックスは最近かなり人気で、インスタやピンタレストなどでもよく紹介されているベルギー生まれの塗り壁材です。

 

3mm前後の厚みで塗っても強度がしっかり出せるのが特徴で、角の欠けや傷に強い材料です。しかも柔軟性もあるため、モルタルのようにひび割れしにくいというメリットもあります。

 

また防水性がかなり高いので、壁だけでなく水はねが心配なキッチンの天板や、洗面台のカウンターなどにも使われます。他にも防水性が必要な飲食店や、美容院などの内装にもよく採用されています。

 

色は基本色だけでも64色あり、さらに調色すればどんな色でも作れるため、モールテックス1つでデザインの幅をかなり広げられます。

 

たとえばキレイなパステルカラーにしたり、あえて使い込んだヴィンテージな雰囲気に仕上げたりできます。そのため内装だけでなく、TVボードやダイニングテーブルなどに使われることもあります。

ただ1つだけデメリットをあげるとすれば金額が高いことです。そもそも材料自体がかなり高いうえに、施工の手間もかかります。仕上げ方にもよりますが2回塗ったあとに、研磨して何度も洗浄して最後にオイルを塗ります。このため少し塗るだけでも10万円ぐらいかかります。

 

なので壁全面に塗るというより、ここぞという見せ場にアクセントでモールテックスを採用するのがおすすめです。少し塗るだけでも雰囲気がガラッと変わるので、興味のある方はぜひ検討してほしいと思います。

 

ちなみにおしゃれな和室を作るポイントや、おすすめのオーダー家具について別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。



●まとめ

 

今回ご紹介した塗り壁は次の4つになります。

 

1.漆喰

2.モルタル

3.土壁

4.モールテックス

 

塗り壁は独特の質感で、シンプルながらどこか自然の温かみを感じられる人気の仕上材です。ただ選ぶ種類によっては、ひび割れたり傷が付きやすかったり汚れやすかったりするのも確かです。そのため基本的に、10年に1回ぐらいは塗替えが必要な素材が多いです。

 

ただ中には30年ぐらいメンテナンスが不要な製品や、撥水効果で汚れにくい製品もあります。あとあとのメンテナンスも含めて、住宅会社の人にしっかり確認しながら選んでほしいと思います。

 

ちなみに家を引き渡したあとのアフターサービスや、保証、皆さんが気になる家の汚れ対策について別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。

今回のブログの内容が全てではないですが、これからマイホームを考える人にとって少しでも参考になれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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