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【工務店やハウスメーカーとは違う!?】設計事務所の5つの特徴〜注意点も詳しく解説!〜

2021/03/09(火) 林 拓未動画で学ぶ

皆さんも家づくりを考える際に工務店は家を建ててくれる所で大工さんが造ってくれるとか、何となくイメージはあると思います。

でも設計事務所というと名前は聞いた事はあるけどピンと来ない、具体的にはどんなとこかな?と疑問な方も多いと思います。

 

基本は名前の通り建物の設計を業務のメインにしていますが、設計事務所によって家やマンションやビルだったり、木造、鉄骨、RCとか得意とする設計や業務範囲も違います。

 

なのでいわゆる工務店やハウスメーカーに家づくりを依頼するのと少し違うスタンスで立ち位置がちょっと変わるので、設計事務所の特徴や設計事務所に依頼するメリットやどんな人が向いているのかしっかり理解した上で選択しないと、依頼してから「こんなはずじゃなかった」「思っていた家づくりと違う」と後悔する可能性があります。

そこで今回は家づくりの基礎知識としてマイホームを依頼する際の選択肢の一つである設計事務所について、5つの特徴と依頼する際の注意ポイントを詳しくお伝えしたいと思います。

 

大工時代を含めて15年以上たくさんのお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いた経験と、実際に設計事務所の方ともお付き合いしてきた中で得た知識から出来るだけ分かりやすくお伝えしますのでぜひ、最後までブログを読んでください。

 

設計事務所の特徴

はじめに結論を言うと設計事務所の特徴は次の5つです。

 

①設計と監理が主な仕事で家はつくらない

②自由度の高い家づくりができる

③設計士の個性が強い場合がある

④設計料が多めに必要

⑤独立した立場で工事監理をしてくれる

 

設計事務所と言っても色々あるのですべて当てはまる訳ではないですが、今回は一般的な特徴をまずはお伝えして、その上で設計事務所に依頼するメリットと注意ポイントを解説したいと思います。

 

①設計と監理が主な仕事で家は造らない

設計事務所の特徴1つ目は、設計と監理が主な仕事で家はつくらない事です。

 

工務店やハウスメーカーの場合は建物の設計から施工、引き渡した後のアフターまで、すべて1つの住宅会社を窓口として完結するのが一般的です。

一方設計事務所は建物の設計と図面通りに工事が施工されているかを監理するのが仕事で、実際に材料を発注して職人さんを手配したり家をつくったり、アフターサービスまで行っている所はかなり少ないです。

 

設計事務所に依頼する具体的な家づくりの流れは、建物プランを書いてもらいどこにどんな材料を使うか?それぞれの色や雰囲気を決めます。

 

次にその条件で家を造れる工務店やハウスメーカー2、3社から見積りを取り、施工会社を決めて現場の工事が始まったら監理するというのが設計事務所の業務範囲で特徴の1つになります。

 

②自由度の高い家づくりができる

設計事務所の特徴2つ目は、自由度の高い家づくりができる事です。

 

設計事務所は名前の通り設計業務に特化しているので、間取りや使う材料やデザインの自由度が抜群に高いです。

工務店でも材料は何を使うとかある程度標準仕様が決めてあり、ハウスメーカーも合理化のために間取りの自由度に制限がある所も多いです。

 

それが悪いという意味ではないですが、1つ1つの材料選定から本当にすべて自分で決めたい、完全オリジナルが良いという人には1番満足度の高い家になる可能性のあるのが設計事務所です。

 

③設計士の個性が強い場合がある

設計事務所の特徴3つ目は、設計士の個性が強い場合がある事です。

 

実際には設計事務所に限った話ではないですが設計士さんはいい意味で個性的なセンスや考え方を持っている人も多くて、それがそのままダイレクトに建物プランに表れる事があります。

 

その個性が好きという場合にはもちろん良いですが、実際に設計してもらったらちょっと違ったとなる可能性もあるので、依頼する前にしっかり吟味した方が良いです。

当たり前ですが自分のエゴばかり押し付けずにちゃんとお客様に合わせて柔軟に対応してくれる設計士さんもいるので、設計事務所に依頼したら絶対に個性的な家になるという訳ではありません。

 

④設計料が多めにかかる

設計事務所の特徴4つ目は、設計料が多めにかかる事です。

 

工務店やハウスメーカーに依頼しても設計料は必要ですが、だいたい50万円~100万円ぐらいの所が多いと思います。

 

設計事務所は建物規模や作り方やどれくらい複雑かによっても変わりますが、だいたい建物金額の10〜15%ぐらいが相場で、例えば2,500万円の家なら250万円の設計料が別途必要になります。

 

この設計料の金額差を高いと思うかは人それぞれですが、少し高くても設計事務所に依頼したいとかそこに価値を感じるかどうかが、設計事務所に依頼する際のポイントの1つになります。

 

⑤独立した立場で工事監理をしてくれる

設計事務所の特徴5つ目は、独立した立場で工事監理をしてくれる事です。

 

設計事務所の仕事は冒頭でもお伝えした通りあくまで建物設計と監理で、実際に工事する住宅会社とは利害関係がない別の立場になるので、厳しくミスや施工不良をチェックし是正してくれます。

 

そもそもしっかり施工してくれる信頼できる住宅会社に工事を依頼する事が大前提の話ですが、それでもちょっと心配だなという人にとって設計事務所が第三者的な立場で監理してくれるのですごく安心です。

ただ設計事務所から紹介されたつながりのある住宅会社に工事を依頼する場合は、客観的な立場が難しくなる可能性もあるので完全な第三者での監理かと言われると、少し疑問になる部分もあります。

 

この対策としてはお客様が自分で工事をしてくれる住宅会社を探してくるという方法で、少し大変なイメージもあるかもしれませんが、普通に街中にある工務店とかでも設計と監理は設計事務所で工事だけでも請負いますよという所はあります。

 

家が完成するまでも長いですが暮らし始めてからの方がもっと長いと思うと、何か不具合があった際に頼ったり相談できる工務店やアフターまで面倒を見てくれる住宅会社を、自分の目で確かめて自分の責任でしっかり選定することは大切だと思います。

 

第三者での適切な監理を有効にするという意味でも、設計事務所と合わせて工務店選びも慎重に検討するようにしましょう。

 

設計事務所に依頼する3つのメリット

次に、ここまでお伝えした特徴も踏まえて、設計事務所に依頼する3つのメリットを簡単に解説します。

 

自分の希望通りに家づくりができる

1つ目のメリットは自分の希望通りに家づくりができるという事です。

 

設計の自由度が1番の強みで得意分野なので、こうあるべきみたいな枠にとらわれない家づくりをしたい人や、独自の価値観や趣味やライフスタイルを実現したい人にとって、じっくり相談すればかなり満足度の高い家が完成すると思います。

 

他にはないオリジナルな提案をしてもらえる

2つ目のメリットは他にはないオリジナルな提案をしてもらえる事です。

 

1つ目のメリットに似ていますが他の人と同じような家は嫌だ、自分では思いつかないような提案をしてもらいたい、一流の設計士に建物プランを作ってほしいという考えがある人は、価値観がバッチリ合う設計事務所に出会えればぴったりだと思います。

 

施工会社を第三者の立場で管理してくれる

3つ目のメリットは施工会社を第三者の立場で管理してくれる事です。

 

私も大工時代に何度か欠陥住宅を目の当たりにした事がありますが、施工会社との利害から離れた監理者としての立場で工事現場に厳しく目を光らせてくれる設計事務所は、頼もしい存在になる事間違いなしです。

 

ちなみに大工時代に経験した欠陥住宅の話やリアルな現場事情とその対策については、別のブログで詳しく解説しています。

興味のある方は、下のリンクからぜひチェックしてみてください。

 

 

設計事務所に依頼する際の注意点

最後に設計事務所に依頼する際の注意ポイントを、2つお伝えしたいと思います。

 

設計に多くの時間がかかる

1つ目の注意ポイントは設計に多くの時間がかかる事です。

 

例えばハウスメーカーのようにある程度決まった標準仕様から材料を選択したり規格から建物プランを組み合わせる訳ではなく、本当にゼロからプランも作っていくし細かい材料もイチから選定していくので、どうしても設計に時間がかかってしまいます。

 

時間的に余裕がある人やしっかり時間をかけて自分の思い通りの家にしたいという人には良いですが、来年の小学校入学に間に合わせたいとか時間に制限がある人だと場合によっては難しいかもしれません。

 

無料でのプラン提案が難しい

2つ目の注意ポイントは無料でのプラン提案が難しい事です。

 

特にハウスメーカーの場合はプランがある程度規格化されていたり今までのストックも豊富にあるので、契約前でも無料で建物プランの提案をしてくれる所が多いです。

 

正直これは設計事務所に限らず最近は自由度の高い工務店でもプラン提案は有料という所が多くなっていて、ゼロからたくさんの時間をかけてプランを作るので当たり前と言えばそうかもしれません。

ただこの場合は今までの施工事例を見せてもらったりモデルハウスなどを見学して、雰囲気を感じるしかないのでマイホームのイメージが少しつかみにくいデメリットがあります。

 

まとめ

最後にまとめになりますが、設計事務所の特徴は次の5つです。

 

①設計と監理が主な仕事で家はつくらない

②自由度の高い家づくりができる

③設計士の個性が強い場合がある

④設計料が多めに必要

⑤独立した立場で工事監理をしてくれる

 

続いて設計事務所に依頼するメリットは次の3つです。

 

①自分の希望通りに家づくりができる

②他にはないオリジナルな提案をしてもらえる

③施工会社を第三者の立場で管理してくれる

 

続いて設計事務所に依頼する際の注意ポイントは次の2つです。

 

①設計に多くの時間がかかる

②無料でプラン提案が難しい

 

それぞれの概要はお話した通りですが、冒頭でもお伝えしたように設計事務所というと名前は聞いた事があるけどピンと来ない、具体的にはどんなとこかな?と疑問な方も多いと思います。

 

実際にいわゆる工務店やハウスメーカーに家づくりを依頼するのと少し違うスタンスで立ち位置がちょっと変わります。

 

なので設計事務所の特徴や依頼するメリット、どんな人が向いているのかをしっかり理解した上でないと、依頼してから「こんなはずじゃなかった」「思っていた家づくりと違う」と後悔する可能性があります。

 

今回のブログの内容がすべてでは無いですが、これからマイホームを考えている人に基礎知識として、何となくでも設計事務所がどんな会社か少しでも理解して参考にしてもらえると幸いです。

 

ちなみに設計事務所、工務店、ハウスメーカーそれぞれの住宅会社の特徴については、別のブログでも詳しく解説しています。

興味のある方は下のリンクから、ぜひチェックしてみてください。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

 

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