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【注文住宅】窓で失敗しやすい5つのポイント!

2022/04/24(日) 動画で学ぶ林 拓未

 

「ここの窓、いらなかったなー」

 

皆さん家づくりをする上で、間取りをこだわりたい、外観デザインはこうしたいと考える方は多いイメージで、どうしても軽視されがちなのが窓になりますが、実は窓の配置や取り方で暮らしの質は大きく変わります。

 

実際にマイホームが完成して「ここに窓がほしかった」「ここの窓はいらなかった」「もっとしっかり考えておけば良かった」となりたくないですよね?

 

そこで今回のブログでは、これからマイホームを検討している人に向けて、「窓で後悔しないための5つのチェックポイント」をお伝えしたいと思います。

 

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。

 

基本的な事が多いですが、大切なので1つずつ解説します。



1.明るさと開放感

 

窓のチェックポイント1つ目は、明るさと開放感です。

 

これは家の中にどれぐらい明かりを入れるか、開放的な空間にするかの事で、しっかり考えておかないと、なんか暗いとか狭いと感じてしまう可能性があります。

例えば、できるだけ部屋を明るくしたい場合には、南側の窓を大きく取るのが一般的で、基本的にはLDKや玄関には窓を付けて、暗くならないようにしたいって方が多いと思います。ですが廊下やトイレ、脱衣室やお風呂などは、人によって意見がわかれる部分になります。

 

あとは吹き抜けの上部に窓を付けたり、北側でも天井付近のハイサイドに窓を設ける事で、一年中一定の明るさを確保ができたり、西側の場合には逆に地窓にする事で、眩しくならない程度に程よく明るさを確保できます。

 

家の内部の廊下とかの場合は、外周部の窓が物理的に取れないので、防水などのメンテナンスをしっかり行う前提で天窓を検討する場合もあります。基本的には、明るさの確保と目線が抜ける事での開放感は、イコールのイメージになります。

 

ただ最近の傾向としては、プライバシー性や断熱気密性を高めるために窓を小さくしたり、最小限の窓の数にしたい方も増えているので、マイホームに対する優先順位をしっかり決めてから、プランニングをするようにしましょう。

 

ちなみに明るさや開放感の部分は、窓以外にも間取りの工夫や建具の種類など、細かい部材を配慮するだけでだいぶ変わってきますので、興味のある方は下のリンクからぜひチェックしてください。



 

2.風通し

 

窓のチェックポイント2つ目は、風通しです。

 

最近は風通しはあまり気にしない、むしろ花粉や黄砂、PM2.5の兼ね合いから、できるだけ窓を開けなくても快適な生活をしたいという希望も多いです。その需要に応えるように、全館空調や全館換気システムを、強みとして打ち出している住宅メーカーも増えてきています。

 

ただそうするとどうしても、その機械を動かすための電気代や故障などの維持メンテナンス費がかかるので、できるだけ機械に頼りたくないとか、家の中でも自然の空気を肌で感じたい方は、窓の大きさや配置を工夫しないと、思ったより風が通らずに後悔してしまう可能性があります。

具体的には「南と北」や「東と西」、あとは「上部と下部」みたいな感じで、風が家の中を通り抜けるように対角線上に窓を配置する事が基本になります。ただ全てをクリアするのは難しいと思うので、「北と東」みたいに2面を窓にするだけでも、かなり風が通るようになります。

 

実際に風通しの良さは、各部屋で考える事も大切ですが、家全体で考える事も重要です。例えば寝室に一箇所しか窓を取れなくても、その反対側に室内ドアが来るようにして、廊下の先にある窓から通風できるようにできます。

 

あとは全ての壁を床から天井まで仕切らずに、場合によっては床や天井から40cmぐらいは開口部として壁を切り取っておく事で、通風はもちろん光が差し込んだり抜け感が出て、空間の雰囲気をガラッと変える事ができます。

なので風通しを重視したい場合には、プランニングの際にしっかり伝えて、窓計画と一緒に間取りや壁の作り方も含めて、最善の提案をしてもらうようにしましょう。



3. 窓の種類

 

窓のチェックポイント3つ目は、窓の種類です。

 

これも当然ですが、窓もたくさんの開き方や種類があるので、しっかり用途に合わせて配置しないと、せっかく窓があるのに使わないとか、なんか使いにくいと後悔に繋がってしまいます。

例えばお庭に出られるようにするなら、床から天井までの掃き出し窓やテラスドアにする必要があります。さらにベランダの代用として、窓の外に設置する布団干しバーを採用するなら、布団が外に出せるように引違いにする必要があります。

 

あとは、ただ明かりを取りたいだけなら、開かないFIX窓の方が掃除も楽で気密性が高かったり、ある程度の通風も考慮したいなら、横すべり窓や縦すべり窓を採用した方が効率的になります。

 

ガラスの種類についても、全ての窓にカーテンを付ける予定なら良いですが、カーテンもお金がかかり、たまに洗ったり掃除も大変です。なので、本当に必要な所に必要な数だけ手配すれば良いように、透明ガラス、型ガラス、フロストガラスを用途や場所によって使い分ける必要があります。

 

以前に、窓の種類や開き方によって変わるメリット・デメリットや、カーテン選びで失敗しないための注意ポイントを、それぞれ一本の動画でまとめていますので、気になる方は合わせてチェックしていただけると幸いです。



4. 外観意匠

 

 

窓のチェックポイント4つ目は、外観意匠です。

 

これは完全に見た目の話になりますが、窓の付ける位置や大きさ、形によって、家の外観デザインの雰囲気は大きく変わります。なのでしっかり明るさや通風の事を考えつつ、外とのバランスも考えてあげないと、暮らしやすいけどなんかダサいとなってしまいます。

デザインは2の次という方はそれでも良いと思いますが、個人的にはマイホームで大切な要素として間取りはもちろん、耐震や断熱などの基本性能と同じぐらい、デザインも重要だと考えています。

 

それは内観もそうですが、不特定多数の人から見られる外観意匠も整えてあげたほうが、町並み的にもきれいになるし、特別お金が余分に掛かる話でもないので、配慮しない理由が無いと思っています。

 

例えば、他の窓は小さいのに1箇所だけ不揃いに大きいとか、全体の窓の上端が揃っているのに1箇所だけ低い位置にあるとか、ちょっと工夫すればスッキリするのに、それをしないのはもったいない気がします。

 

また家の全面を整えるのが難しかったら、せめて道路側に面する所だけでも、窓の与える影響を配慮してあげると、雰囲気やたたずまいは変わると思います。

 

実際には、間取りができ上がってから「こっちにしよう」とか「ここはいらない」と窓の配置を考えてもうまくいかないケースが多いので、プランニングの段階から、内と外、両方のバランスを見ながら計画するようにしましょう。



 

5.本当に必要か

 

窓のチェックポイント5つ目は、本当に必要かという事で、窓を設置する際にはメリットもありますが、その裏側には次のような明確なデメリットも存在します。

 

①壁に比べて断熱気密性が劣る

②壁に比べて音が漏れやすい 

③窓の掃除が大変

④防犯やプライバシーに配慮しないといけない

⑤家具や家電が置けなくなる

 

なので、ここまでお伝えした窓を設置する事での、いろいろなメリットや注意ポイントを踏まえて、本当に必要かどうかを改めて考える事が大切です。

 

何となくで窓を付けてしまうと、デメリットの方が大きくなってしまって、せっかくお金をかけて設置したのに「やめておけば良かった」と後悔してしまう可能性があります。

 

例えばトイレの窓に関して言えば、日中はあまり家にいないとすると、昼間に自然光を入れる必要もないし換気も換気扇で十分です。

仮に窓を付けても外から見えない型ガラスを選択するとしたら、開放感もさほど変わらない、むしろ断熱気密性や音、掃除の観点、防犯面から考えると、窓は無いほうが良かったりします。

 

同じように洗面脱衣室やお風呂の窓も一緒で、昔はあるのが当たり前のイメージでしたが、実際には無くても困らない可能性があって、マンションとかだと無い家も多いと思います。

 

自分のマイホームに本当に必要だと感じるなら、無理に無くす必要もないですが、窓が無いなら無いでメリットもたくさんあるので、言われるがままとか、何となくで採用しないで、窓を付けない選択肢も踏まえて、しっかり考えて検討するようにしましょう。



●まとめ

 

それぞれの概要はここまでお話した通りで、窓はどの場所にどんな目的で付けるか、ある程度検討してからプランニングしないと、無駄になったり逆に暮らしにくくなったりしてしまいます。

今回ご紹介したチェックポイントが全てでは無いですが、これからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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