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【日本では必須】被害を最小限にする地震対策プラン5選!

2021/05/25(火) 動画で学ぶ林 拓未

皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、地震に強い家にしたいと思いますよね?

 

ただ実際に相談会とかでお客様から話を聞くと、意外に「今どきの家なら地震対策はされてるんでしょ?」という考えの方も多かったりします。

 

確かに一昔前と比較すると耐震の基準もグンと上がって強くなっているのは間違いないですが、まだまだ建てる住宅会社によってバラツキがあるのも事実です。

 

そこで今回のブログではどの住宅会社で建てるにしても家の間取りや造り方によって家の耐震性が変わってしまう部分もあるので、できるだけ地震に強い家にするためのプラン対策の要点をお伝えして、自分でもある程度判断できるようになってもらおうと思います。

 

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いた経験を踏まえて、できるだけ分かりやすくお伝えしますのでぜひ最後まで読んでください。

 

地震被害を最小限にする5つのプラン対策

結論から言うと、地震被害を最小限にするプラン対策は次の5つになります。

 

1.構造計算をする

2.建物の形や間取りに注意する

3.吹き抜けやスキップフロアに注意する

4.平家も検討する

5.家具の選定方法

 

それでは1つずつ解説していきます。

 

1.構造計算をする

地震被害を最小限にするプラン対策1つ目は、構造計算をする事です。

 

鉄骨やコンクリートで家を作る場合には構造計算をするしかないので良いですが、木造で作る場合、2階建てまでの建物なら構造計算は義務付けになっていないので、住宅会社によっては省略しているケースがあります。

 

確かに構造計算をしなくても柱をたくさん増やしたり、壁を多くする事である程度の建物強度は確保できますが、やたらに強化しても間取りの制限も出やすくなるし、必要以上に材料を使っても単なるロスになります。

 

逆に構造計算をする場合は柱や梁、桁などの主要構造材の樹種や材の大きさまで根拠を出しながら計算して、建物を支える基礎部分も適切に強化する事ができます。

ただ構造計算するのにも費用がかかるし基礎も地中梁などを入れてかなりゴツくなるので、材料費や施工費も上がってしまいます。

 

ですが目に見えない所ほど、後から変えられない所ほどしっかりお金をかけて作ってあげた方が良いと思うので、どの住宅会社で建てるにしても構造計算は必ず実施してもらうようにしましょう。

 

2.建物の形や間取りに注意する

地震被害を最小限にするプラン対策2つ目は、建物の形や間取りに注意する事です。

 

基本的には先程ご紹介した構造計算をすれば耐震性は安心できますが、そもそも建物の形や間取りを工夫する事ができればより合理的に、無理せずに耐震強度を確保できます。

 

たとえば建物を上から見た時に四角形なのかL型なのか、コの字型なのかでも耐震に対する優位性は変わってきます。

 

間取り的にもできるだけ1階には個室を作ってあげたり、1階部分と2階部分の柱や壁がバラバラに点在しているより上下で近い場所や同じ場所に設けたほうが剛性は強化されます。

 

実際にはプライベートな中庭がほしいとか、大きなLDKが欲しいという希望もあると思いますし、家づくりをする上で耐震の事ばかり気を使って理想の間取りを諦めたり、暮らしにくくなってしまっても本末転倒です。

なので総合的なバランスが大切ですが少しでも配慮してあげると、万が一の大地震の時にも安心できると思うので、頭の片隅に置いてもらえると幸いです。

 

3.吹き抜けやスキップフロアに注意する

地震被害を最小限にするプラン対策3つ目は、吹き抜けやスキップフロアに注意する事です。

 

これも先程の話と少し被りますが、基本は構造計算をする事で耐震性は安心できるので良いですが、吹き抜けやスキップフロアをプランする場合には計算も複雑になるし、それを実現させるために他の場所を強化しないと成立しなくなります。

 

実際に耐震性能を向上させようと思うと、柱、梁、桁とかの主要構造材の樹種や材の大きさ、柱の本数、壁量や配置の他に、水平剛性の兼ね合いで床部分も含めて構造計算をしていきます。

吹き抜けも見方を変えれば普通は2階の床がある場所をくり抜いているイメージになるし、スキップフロアも中2階なのでもう一つ階層が増えたのと同じイメージになります。

 

なので吹き抜けやスキップフロアが大きければ大きいほど耐震的には不利に働くので、他の部分で補強や強化をする必要があります。

 

できるできないで言えばもちろんどちらも実現可能ですし、それが理想ならかなえる方向で良いと思いますが、耐震の事だけを考えると、プラスではない事も理解してもらえたら幸いです。

 

ちなみに開放感があって人気の高い吹き抜けですが、寒くなったり暑くなったり冷暖房効率が大きく左右される部分でもあるので、高気密高断熱の家が必須になります。

別のブログで今回とは違った視点で吹き抜けのメリットデメリットや注意ポイントを詳しく解説しています。

下にリンクを貼っておきますので、興味のある方はチェックしてみてください。

 

4.平家も検討する

地震被害を最小限にするプラン対策4つ目は、平家も検討する事です。

 

今は全国的に平家ブームで熊本県とか九州の方で特に人気で、理由としてはワンフロアで生活が完結できたり外壁などのメンテナンスコストが抑えられたり、何より耐震的に非常に有利になるからです。

 

2階建ての場合は屋根や2階部分の荷重がすべて1階部分に載ってしまい地震力も2階建ての方が強く影響してしまうので、1階部分が耐えきれずに倒壊してしまうリスクが高くなりますが、平家はその点において有利なので間取りの自由度は高くなります。

 

ただ逆にデメリットもありプライバシーを守りながら光を取り入れる設計力が必要で、防犯面も配慮しないといけないし、建物の大きさによってはある程度広い土地が必要です。

 

皆がみんな平家を希望している訳ではないと思いますが、興味のある方は別のブログで平家のメリット・デメリットを詳しく解説しています。

 

下にリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。



5.家具の選定方法

地震被害を最小限にするプラン対策5つ目は、家具の選定方法です。

 

マイホームを新築する際、今使っている家具で使える物がある場合は持っていく事もありますが、せっかくだからと合わせて新調される方も多くいらっしゃいます。

 

その中で食器棚とか本棚、テレビボードとかカウンターを購入するのも良いですが、地震対策に有効な手段の一つとして造り付け、造作オーダーで作る方法もお勧めです。

 

意外と購入するのと同じ費用ぐらいで造作オーダーできる家具もあり、プランに合わせてスッキリかつ自分の使いやすいように高さや棚とかも設置できます。

 

何より置き家具と違って建物本体に造り付けなので地震での家具転倒リスクが減り、家具が倒れて怪我する二次災害も防げて安心です。

 

実際にうちの会社では造作オーダーの造り付けにする事が多く、その中でも人気な設備について別のブログで詳しく解説しているので、こちらもよろしければご覧ください。

 

 

まとめ

最後まとめに入りますが、地震被害を最小限にするプラン対策は次の5つになります。

 

1.構造計算をする

2.建物の形や間取りに注意する

3.吹き抜けやスキップフロアに注意する

4.平家も検討する

5.家具の選定方法

 

それぞれの概要はここまでお話した通りですが、大きな地震が頻繁に起きてしまう日本では、耐震性のある家づくりは絶対条件だと思います。

 

ただ現状の建築基準法をクリアしているだけだと実際には少し心配な部分も多く、建築会社によって耐震性能がピンきりなのも確かです。

 

今回の内容が全てではないですがどこの住宅会社で建てるにしても、今日ご紹介した地震のプラン対策を少しでも参考にして頂いて、できるだけ地震にとって有利な家づくりをして頂けると幸いです。

 

ちなみに別のブログで耐震性の高い家づくりをしてくれる住宅会社のチェックポイントをご紹介していますので、まだ見てない方はご覧頂ければと思います。

 

今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

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