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【本当のコミコミ坪単価!】都道府県別の坪単価ベスト/ワースト5!相場を知らないのはコワイです…!

初めにマイホームを考える時に、漠然と家ってどれぐらいするのかな?相場はいくらぐらいなんだろうと少し気になりますよね?

 

これから自分も家を建てると考えると、一つの参考、基準として知っておいて損はないと思います。

 

前回の「家を建てた人のお金事情を公的調査データで解明!資金計画の参考にしよう!」では、国土交通省の行った調査を見ながら、家を建てた人の平均金額や住宅ローンで借りた金額、自己資金、返済年数などを解説しました。

 

ただそれは全国平均というかたちでしかお伝えできなかったので、今回はより現実的に感じてもらえるように、都道府県別の家の平均坪単価を、ワースト5、ベスト5で発表したいと思います。

大工時代を含めて約15年、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いしてきた経験も踏まえて、出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

都道府県別の家の平均坪単価ワースト5

今回は住宅ローンの1つ、フラット35を取り扱う住宅金融支援機構が、2018年度に調査した「地域別都道府県別主要指標」を元に、私の方で算出した坪単価をお伝えします。

 

このデータには都道府県別の注文住宅の建築費と住宅面積が載っているので、その建築費を坪に換算した住宅面積で割って、坪単価を出しました。

 

また、家を建てるための住宅ローンをフラット35で借りたお宅、11,792件の集計になっていて、対象数が多いのでかなり信憑性のある調査になっています。

 

しかも、建物金額だけでなく諸費用や付帯工事も入れたコミコミ金額なので、よりリアルなマイホームにかかる費用を実感していただけると思います。

 

ではまず都道府県別坪単価のランキングワースト5を、分かりやすいように実際の数字を四捨五入して発表します。

 

第5位 大阪府  93万円

第4位 山口県  94万円

第3位 沖縄県  96万円 

第2位 神奈川県 99万円

第1位 東京都  107万円

 

第1位の東京都と第2位の神奈川県、第5位の大阪府はある程度予想通りで、やはり人件費も高く運搬費や諸経費も高めで、もともと建築コストが割高なので上位になっています。

 

沖縄県と山口県が高い理由

ただ意外なのが3位の沖縄県と、4位の山口県じゃないでしょうか。

東京都と同じ首都圏の、埼玉県や千葉県よりも高いことになります。

この原因の1つは両県ともに家の平均の大きさが小さめ、という事情が考えられます。

 

この住宅金融支援機構のデータを見ると、平均の住宅面積が沖縄県はざっくり35坪弱、山口県は34坪です。

東京都のような土地が狭いところはともかく、他の上位の都道府県の平均が38坪前後なのに比べ、沖縄県と山口県は3坪以上小さい家が平均ということになります。

 

3坪と言うと畳6枚分の大きさで、1部屋分ぐらい小さくなるので、意外とこの違いは大きいです。

実は坪単価は、家が小さくなると金額が高めになるという特徴を持っています。

それは、30坪の家でも50坪の家でも同じ価格のキッチンやお風呂、トイレなどの設備が付くため、その費用を多くの坪数で割った方が坪単価は安くなり、逆に少ない坪数で割った方が坪単価は高くなります。

また、作る大工さんや職人さんの人件費も、やはり同じ理由で小さい家の方が高くなる傾向にあります。

要するに、坪単価は小さい家の方が高くなるので、平均の家が小さい沖縄県と山口県は、坪単価が高めになってしまうと言えます。

 

特に沖縄県は島なので、材料や設備が船で運ばれるものも多く、輸送費が割高になるという要因も多少関係します。

 

お手頃坪単価ベスト5

逆に坪単価がお手頃になっている家の、都道府県ランキングベスト5も分かりやすいように、実際の数字を四捨五入して発表します。

 

第5位 山形県  78万円

第4位 島根県  77万円

第3位 石川県  77万円

第2位 秋田県  76万円

第1位 青森県  76万円

 

この5つは、坪単価がお手頃になっていますが、理由は先程発表した沖縄県や山口県と逆で、平均的な家の大きさが大きい都道府県だからと考えられます。

 

1位の青森県以外は、ほぼ家の面積の平均が39坪以上になっていて、この中で1番大きい山形県は41坪です。

ワーストに出てきた山口県の34坪と比べると7坪も大きくて、畳で換算すると14畳も家が大きくなっています。

 

ここまで建物の大きさに差があると、先程お伝えした大きい建物は坪単価がは安くなる原理原則が、モロに当てはまってきます。

家が大きい理由は単純で、東京とかに比べて田舎で敷地が広いので、自然と家も大きくなる傾向があります。

私の地元の豊橋市という所と隣の田原市という所だと、豊橋よりも田舎の田原市の方が、敷地面積も建物面積も大きいという結果が出ています。

 

今回、ランキングをつくる上で参考にしている住宅金融支援機構のデータには、敷地面積の平均も載っていて、たとえば秋田県の敷地面積の平均は137坪で、東京都の敷地面積の平均は51坪なので、2倍以上の差になっています。

 

青森県の家は小さくて安い

ただここで疑問なのが、家の坪単価が安いランキング1位の青森県は、家の面積の平均が38坪で、その他4県と比べても小さくなっています。

むしろ坪単価が高い方のランキングの住宅面積に近い大きさですが、家の坪単価はかなり安くなっています。

 

小さい家の方が坪単価が高くなるという理屈からすると、手頃な価格ランキング1位が小さめな家というのは不思議な結果です。

しかし、データをよく見ると他の県に比べて建築費が安めなので、家が小さくても坪単価がお手頃になっているようです。

 

この建築費がお手頃っていうのも紐解いていくと、青森県は大手メーカーで建てる人が他の都道府県に比べて少なくて、地域密着の工務店で建てる人が多いからじゃないかと考える事ができます。

青森県の県民性は、変な意味じゃなくてちょっと特殊で、実際に他の都道府県だと、大手メーカーで建てる人は25%~30%ぐらいの割合に対して、青森県は10%ちょっとだそうです。

 

一般的には、大手ハウスメーカーより地域密着の工務店の方が建築費は安いので、その結果じゃないかな?って思います。

 

まとめ

まとめに入りますが、住宅金融支援機構が2018年度に調査をした「地域別都道府県別主要指標」によると、都道府県別の家のコミコミ坪単価ランキング、ワースト5は、

 

第5位 大阪府  93万円

第4位 山口県  94万円

第3位 沖縄県  96万円 

第2位 神奈川県 99万円

第1位 東京都  107万円

 

になります。

 

逆にコミコミ坪単価がお手頃な都道府県ベスト5は、

 

第5位 山形県  78.2万円

第4位 島根県  77.8万円

第3位 石川県  77.2万円

第2位 秋田県  76.8万円

第1位 青森県  76.1万円

 

になっています。

 

最後に、ここまで深く触れなかった東京都についてのデータを改めて見てみると、たしかに坪単価100万円超えというのはインパクトがあります。

しかし、住宅面積は37坪ちょっとなので、意外に他の県と比べて特に小さくありません。

 

要するに、こういう家のお金の話で、平均というのは実は注意が必要で、この東京都を含めると全国平均の金額はかなり釣り上がってしまいます。

なので違う場所で家を建てるなら、全国平均は本当に参考程度にした方がいいと思います。

 

全国平均のコミコミ坪単価は88万円ぐらいですが、より現実的な金額を知るには、自分の建てる都道府県の平均のコミコミ坪単価を調べてもらった方が参考になると思います。

 

下に住宅金融支援機構のデータのリンクと、計算方法を載せておくので、気になる方はぜひチェックしてください。

 

・参照元

住宅金融支援機構

フラット35利用者調査 2018年度集計

https://www.jhf.go.jp/about/research/H30.html

 

・該当の都道府県の平均坪単価の計算方法

 集計データの建築費÷(住宅面積÷3.3124)



また、前回のブログで国土交通省の行った調査を見ながら、家を建てた人の平均金額とか住宅ローンで借りた金額、自己資金、返済年数なども説明しています。

こちらも興味がある方は、下のリンクからぜひご覧ください。

 

今回はあくまで参考程度の内容で、豆知識的な要素が大きかったですが、これからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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